医局
〜主な取り扱い疾患〜

脊柱管狭窄症

平均入院日数※

  • 30日間

※リハビリ日数も含まれています。※入院日数には個人差があります。

3割負担額

  • 40万円

※上記の金額はあくまでも目安です。治療の内容により、金額が変わる場合もございますので、ご了承ください。

術後入院期間:およそ14~21日間

手術適応

年齢の増加と共に腰椎に変形が生じ、骨軟骨の増殖や黄色靭帯(おうしょくじんたい)の肥厚に伴って、神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなることがあります。軽度では症状が出ませんが、ある程度狭くなると殿部から下肢にかけてのしびれや痛み、また長時間歩いたり立ったりすると、その痛みやしびれが悪化し、 座っても楽にならず、日常生活も不便な場合は手術の対象になります。

脊椎

手術の内容

もともとある腰椎の椎弓間の小さな穴を、一部削って広げ、神経を圧迫している軟骨や靭帯を切除します。
神経の圧迫がなくなったことが確認できれば手術は終了です。

期待できる成績

神経の圧迫がなくなると神経痛、腰痛が緩和され、歩行が楽になります。一方、手術をするまでの神経に圧迫が強かったり、 長期にわたると圧迫された神経にダメージが残ります。多くはしびれとして現れます。
神経のダメージが弱ければしびれは徐々に消失しますが、ダメージが強ければ一部残る場合があります。

合併症

一般の手術と同様、術後創部感染を生じる可能性があります。多くはありませんが、 糖尿病など免疫能が弱まっている状態では気をつける必要があります。
出血はありますが、一般に輸血になる事はありません。
神経を扱う手術である以上、神経に傷をつける可能性は否定できません。しかし、専門家の手術ではめったにありません。
状態によっても異なりますが、術後3日くらいでコルセットを装着してトイレのみ歩行開始となり、術後5日程度で歩行開始となります。
※手術後はコルセットを装着します。コルセットの除去の時期や就労・スポーツ復帰時期は、患者さんによって多少の違いがありますので、 かならず医師に確認をして下さい。

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