

理事長 浜脇純一
開院して35年目の新年度を迎えた。
昨年8月15日に新病院へ移転し、開院以来の病院は完全に撤去され、まさに新しい門出である。昨年は東日本大震災でおると会の行事も自粛し、4月初めの恒例のスプリングパーティーを中止、その費用と院内で集めた義援金を合わせて全職員の心を届けました。一日も早い復旧、復興を祈るばかりである。
今年度は新入職員25名が我々の仲間になりました。4月初めから新入職員研修が始まり、4月7日には恒例のスプリングパーティーを開催することができました。この日の広島は桜が最高に満開で新入職員を歓迎するのに大変相応しい日でした。講演には元オリンピック水泳選手(バルセロナ・北京)、俳優でご活躍の藤本隆宏氏(坂の上の雲で軍神・広瀬武夫中佐役)をお招きし、職員のご家族ともども大変に盛りあがりました。
先輩達には新入職員への思いやりのある厳しい指導をお願いし、新入職員には新緑の若葉の勢いを期待します。
さて、今年は医療・介護診療報酬の同時改定が行われ、昨年3・11東日本大震災後の状況下での診療報酬改定は、0.004%と極く僅かではあるが一応プラス改定は評価したい。団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据えて診療報酬・介護報酬の体系的見直しと基盤整備のための一括的な法整備の第一歩である。また医療と介護との機能分化と円滑な連携を促している。
新年の挨拶でも書きましたが35年目の節目に地域医療の原点に戻って理念を実践し新年度の始動としたい。当院は単科病院のため開院以来、他科医療機関や総合病院との連携を密にしてきたが、地域連携室の活性化を計り病診・病病連携をさらに強化していきたい。
ハード面はそれなりに理想の病院づくりができたので、日本整形外科学会認定の研修病院に相応しい安全で安心な質の高い医療を提供できるように職員結束して頑張りますので良きご指導ご支援をお願い致します。
貧乏暇なしで政治なんかに目を向ける暇なんぞないが、昨年大震災後、小欄(45号)に「政治とカネの主人公・小沢一郎氏は岩手県を地元としている筈だが安全な場所で沈黙している。こんな非常事態のときこそ政治家として未熟な1年生議員を引き連れて、作業服に着替えてボランティア活動に汗を流してでもすれば、国民から少しは信頼が取り戻せるかも知れない」と書いたので憂さ晴らしにフォローする。3月30日産経新聞「正論」に日本財団会長 笹川陽平氏が「小沢さんなぜ故郷の復興の先頭に立たないのか。あえて申し上げたい。あなたは政局を離れて故郷に帰り、その剛腕をもって被災地復興に立つべきだと」誠に胸の憂さの晴れる記事がありました。苛政は虎より猛し「礼記」。
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