医療安全管理室の「みる・きく・いう」Vol.29~新人KYT研修会~

医療安全管理室の和田です。
5/20、転倒転落検討委員会による新人KYT研修会を行ないました。
昨年の中途採用者、今年度の採用者総勢22名の参加!

「入社して、患者さんに関わる仕事が増えてきたこの時期に研修を行って、業務に役立ててほしい」
と、理学療法士の種村さん・・・

研修は、講義とKYT演習の2本立てです。

まずは転倒転落検討委員(看護師)による講義・・・

チームとして、転倒転落を予防するという同じ認識をもち、工夫を凝らして協働することで、
成果に繋がる取り組みができるようになると考えています。

後半はKYT研修~
お題はこちら・・・病棟での日常

グループワーク開始!
第1ラウンド、現状把握。それぞれが危険因子を書き出します。
妄想して~~~

第2ラウンド、本質追求。
第1ラウンドで書き出した危険因子を重要なものから順位をつけていきます。
ここからは、グループ内でしっかり意見交換!
本音の話合い~ワイワイ、ドンドン、グングン、なるほど・そうだ・これだ!

最後に発表です。
・看護師が振り返った後、シルバーカーの人とぶつかって転倒する
・シルバーカーのブレーキをかけていなくて、バランスを崩して転倒する・・・など
色々な危険ストーリーが上がり、対策、目標設定ができました。

締めは、橋元師長から~
KYTで使った写真は、病棟でよくある場面です。
大丈夫かな?こうしていた方がいいかな?と考えながら、仕事をしてもらいたい。
今日の研修が役立ってくれたらうれしいです。

皆さんのアンケート・・・・
危険だなと思った場面に関して、情報共有し、再度気をつける意識を持つようにします。
KYTを行う中で、他職種での考え方は違うので、様々な視点があると勉強になりました。
環境整備や注意喚起の声かけは日頃から実践します。

転倒転落検討委員の思い、伝わったようですね。
少し業務になれてきたこの時期に、いい研修になりました。