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ヒロシマ野球投球障害勉強会開催
カテゴリー: リハビリテーション
2018年5月23日(水)18:30~ 当院3階多目的ホールにて、独立行政法人国立病院機構徳島病院の柏口 新二先生と、元埼玉西部ライオンズトレーナーの谷川 哲也先生をお招きして、「野球肘・肩」についての勉強会を開催しました。勉強会には、当院の医師をはじめとして、理学療法士、作業療法士等40名が参加しました。
柏口先生は長年、徳島県で成長期の野球少年たちを対象に野球肘の早期発見・早期治療を目的に肘検診の普及活動を行なっておられます。
谷川先生は、バルセロナオリンピックでトレーナーとして活躍された後、30年以上プロ野球の世界でアスレチックトレーナー、コンディショニングトレーナーとして多くのプロ野球選手たちの障害予防とリハビリに取り組んでこられました。
柏口先生は、野球肘とは何なのか?成長期に発症しやすい野球肘と成人期に発症しやすい野球肘の違いについて成長期の身体的変化や障害の部位による特徴的な所見についても詳しく講義をいただきました。
谷川先生は、スポーツ現場で実際に行なっているリハビリについて、実演も交えながら詳細に指導していただきました。
当院でも、2016年から超音波を使った野球肘検診の活動を行なっています。
少しでも多くの子どもたちが楽しく野球を続けることができるように当院は引き続き野球肘の予防活動に取り組んでいきます。
この勉強会は、今後も定期的に行ないたいと考えています。また、次回からは院外の方で、「野球肘・肩」に興味のある方にもご参加いただけるよう、オープンな勉強会として充実させていきますので、ご希望される場合には是非お問い合わせいただければと思います。
リハビリテーション科 船引 達朗
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