エコー研修会に参加してきました！

2019年5月25日～26日に徳島県で開催された日本理学療法学術大会へ参加し、
エコーの実技研修会に参加してきました。

エコーとは、超音波を用いた検査器具で、
からだに負担をかけることなく筋肉などの状態を把握することができます。
実際にからだを動かしながら画像を確認することができるのも
エコーの大きな長所のひとつです。

 

リハビリにおいてエコーを活用することで、
動きの悪い部位の状態を画像で確認しながら、
原因となる組織に狙いを定めて治療を行うことができるため、
より効果的に動きを改善することができます。

また、今までは指先の感覚のみを情報に触っていたものを
実際に画像で確認しながら触れることで、
経験の浅い療法士であっても
的確に狙った組織へアプローチすることが可能となります。

今回の研修では、エコーの画像抽出のコツや観察のポイント、
評価・治療への応用方法などの実技を中心に、
1日目は9時～21時まで、2日目は9時～12時まで、
みっちりと2日間学んできました。
頭とからだとエコー機器がフル回転の非常にハードな2日間でしたが、
充実した実りある研修となりました。

当院のリハビリでは、リハビリテーションにエコーを活用し、
安全で効果の出る質の高い医療を患者さんへ提供できるよう取り組んでいます。

ひと味違う専門的な技術を持った療法士となれるよう
スタッフ一同引き続き勉強していきます！

リハビリテーション科　黒澤 資佳