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第20回日本クリニカルパス学会で発表しました。

カテゴリー: リハビリテーション

1月17‐18日、熊本市の熊本城ホールにて開催されました、
第20回日本クリニカルパス学会へ参加、演題発表を行ってきました。

クリニカルパスとは、治療や検査を標準化した
スケジュールにまとめた治療計画のことを指します。

今回は、
「当院におけるリバース型人工肩関節置換術後プロトコルの検討」
という題目で発表を行いました。

リバース型人工肩関節置換術は、
2014年から日本に導入された比較的新しく、
手術ができる施設や医師が限られている治療です。

当院では2016年からこの手術を導入し、
今回の発表で3年間の治療成績をまとめて、
今後のリハビリテーションを
より安全に、より効果の高くなるよう
スケジュールを立て直す取り組みを行いました。

今回の会場となった熊本県といえば、
2016年4月14日に起こった熊本地震を思い出す方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、熊本に友人がいることから当時は心配したものの、
約4年の月日がたったことにより記憶が風化していました。

現在の熊本城は修復の真っただ中でしたが、
非常に多くの部分がまだ崩れたままとなっており、
地震のすさまじさと復興の難しさを感じました。

それと同時に、学会運営スタッフはじめ
熊本の人々の明るさとエネルギーを感じ、
医療従事者として自分も今まで以上に
頑張ろうと思える経験となりました。


最後に。
加藤清正公を奉られた加藤神社にて、
くまモンを発見しました!

広島からはちょっと距離はありますが、
皆さんも是非熊本に足を運んでみてはいかがでしょうか。

リハビリテーション科 作業療法士 藤村裕介

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