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「フレイル対策推進マネージャー」取得しました!

カテゴリー: リハビリテーション

この度、日本理学療法士協会のフレイル予防人材育成プログラムを受講し、
「フレイル対策推進マネージャー」の修了証を頂きました。

フレイルとは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、
「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、
身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指し、
適切な治療や予防を行うことで要介護状態を予防できるとされています。

また、筋力低下などの身体的要素、
認知症やうつなど精神的・心理的要素、独居や
経済的困窮などの社会的要素で構成され、
3つの側面を総合的に判断し対応することが必要とされています。

高齢者のフレイル予防における療法士の役割は昨今大変注目をされています。

実際に当院では介護予防事業における
通いの場の立ち上げ支援において療法士の派遣依頼に応じたり、
リハビリ科内ではフレイルにおける
サルコペニア、骨粗鬆症、認知症といった
各専門領域における活動を行ったりしています。

今後は研修で得たノウハウを実際の高齢者の介護予防の場面において生かし、
また後輩などへの指導に役立てたいと思っています。

病院リハビリテーション科 片岡誠

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