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側弯症外来 行っています!

カテゴリー: おると会 リハビリテーション

みなさん、側弯症をご存じでしょうか?

側弯症とは、
背骨が様々な原因によって回旋を伴いながら曲がってしまい、
10°以上側方に曲がっていると側弯症という診断がつきます。

側弯症になると、
見た目はもちろん、痛みや機能障害を生じ、
重度であれば呼吸困難で手術をする方もいます。

側弯症は早期発見によって悪化を防げる可能性があります。

ここで側弯症の評価方法を説明します。

運動器検診では後ろからの姿勢
前屈をしたときに背中に隆起が無いかをチェックします。

後ろからの姿勢では3つのポイントを確認します。

① 肩の高さを確認する
② 肩甲骨の出っ張りを確認する
③ 脇腹にしわや肋骨が浮き出ているか確認する

家族の方は、背骨やあばら骨に触れて 確認するとわかりやすいかと思います。

次に②前屈時の背骨の隆起のチェック方法を説明します。

下の図は胸のラインの背骨の隆起を確認する方法です。

手を合わせて、前屈していき、背骨の隆起を確認します。

下の図では右側に隆起がありますね。

隆起あり

側弯症の多くは右側に隆起が強く出る方が多いですが、
腰のあたりでも隆起が出る方もいます。

腰では左側の隆起が強く見られることが多いので、
注意深く確認してみて下さい。

当院のリハビリテーション科では
側弯症に対する専門チームを立ち上げ、専門的なリハビリを行っています。

もし上記のチェックで気になった方がいましたら
当院の側弯症外来へ受診して頂き
症状に応じたリハビリテーションを提供させて頂けたらと思います。

浜脇整形外科リハビリセンター 理学療法士 梶原

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