高校野球メディカルサポート活動報告！

この度、第101回全国高校野球選手権広島大会に、
メディカルサポートスタッフとして参加してきました。

当サポートは広島県理学療法士会のボランティア活動で、
試合中の外傷に対する応急処置、熱中症予防、
試合前後のコンディショニング対応を中心に行っています。

1日を通して、選手の外傷対応はなく、無事終えることができました。

　　

各試合前に暑さ指数（WBGT）を測定します。
写真、最上段の数値が暑さ指数（WBGT）になります。

「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック：日本体育協会」をもとに、
測定した数値が熱中症警戒レベルに該当するか判断します。

参加日はあいにくの天気でしたが、
1試合開始前は暑さ指数が25℃以上を記録しており、
熱中症警戒レベルでした。

場内アナウンスにて水分補給や帽子の着用など熱中症対策を呼び掛けていただきました。
近年、会場内での熱中症対応が増えてきております。
晴れていなくても熱中症になってしまうこともあります。
皆様もこまめな水分補給をしていきましょう。

残念ながらコンディショニング対応はありませんでした。
試合前後のコンディショニングは、けが予防につながります。
チーム内で行われているかもしれませんが
当サポートの認知度はまだまだ低いんだなと感じました。

これからも当サポートを皆様に知っていただけるよう活動していきたいと思います。
熱戦が繰り広げられ、広島大会は大変盛り上がっています。
皆様も一度、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
その際は、熱中症対策をお忘れなく！

　リハビリテーション科　理学療法士　園生真弘