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骨粗鬆症の地域講習会を開催しました!

カテゴリー: おると会 リハビリテーション

2月15日、浜脇リハビリセンター3階
コンディショニングルームにて
『知っていますか?骨粗鬆症』
というテーマで地域講習会を行いました。

昨年の6月の開催に引き続き、
2回目の開催となります。

参加者は24名でその内、
前回から続けて来て下さった方が10名いらっしゃいました。

要支援・要介護状態となる原因疾患の多くは
転倒による骨折で、その背景には骨粗鬆症が潜んでいます。

そのため転倒による骨折を防ぐには、
骨粗鬆症の病態を知り、
自身の体の状態を把握した上で
運動に取り組むことが必要不可欠です。

講習会の内容は、
骨粗鬆症の講義、
体力測定
(5m歩行、Timed Up&Go test、片脚立位、立ち上がりテスト、2ステップテスト、握力)、
体組成計、
骨密度検査 と盛りだくさんです。

骨密度の検査だけでなく、
体力テストや体組成計を計測することで
サルコペニアやロコモの評価も行いました。

サルコペニアとは、
加齢や生活習慣などの影響によって、筋肉が急激に減ってしまう状態で、
ロコモとは、
運動器(骨や関節など)の障害のため移動機能の低下をきたした状態を意味します。

これらを予防することも
転倒のリスクを減らすことに繋がります。

 

体組成計と骨密度の測定風景です。

講習会では超音波法を用いて
踵の骨の骨密度を測定する機械を用いています。

より詳しく骨密度を検査したい方は、
当外来にて全身DEXA(デキサ)法を用いた検査を行っているため、
気軽にご相談下さい。

測定後は結果のフィードバックを行い、
体操のパンフレットをお配りしました。

骨粗鬆症を予防し、地域の方々がいつまでの元気な身体で生活出来るよう、
これからも支援して参ります。

次回、令和2年10月頃に開催予定です。
ご参加お待ちしております!

リハビリテーション科 理学療法士 米澤竜弥

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