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ピラティス講演・ワークショップを受講!
カテゴリー: おると会 リハビリテーション
1月17日に、令和2年初の院内研修会として、
武田淳也先生をお招きして
「整形外科診療における
モーターコントロール・アプローチ
の重要性~Pilates+αを通じて~」
というタイトルにて、
ご講演とワークショップが開催されました。
武田先生は整形外科医でもあり、
ピラティスの最高峰ともいえる
国際的なピラティス団体が認定する
ピラティスインストラクターである
PMA-CPTを有されており、
日本国内の医療現場において
ピラティスを導入された先駆的な存在でいらっしゃいます。
研修会のタイトルでもあり、
武田先生が大切にされている
モーターコントロールを、
「柔軟性」がサスペンション、
「筋力」がエンジンパワーであれば、
「姿勢や身体の使いかた=モーターコントロール」
をドライビングテクニックと、
車に置き換えて表現されていました。
ドライビングテクニックが不十分であれば、
高機能なサスペンションやエンジンパワーを搭載していても、
車は真っ直ぐに走らない。
整形外科に置き換えるならば、
手術やリハビリで骨関節や筋の状態を改善させても、
モーターコントロールが不十分であれば、
再発に繋がるリスクがある。となるようです。
武田先生のご講演をお聞きすることで、
モーターコントロールを
日々のリハビリに取り入れていくことの重要性を実感するとともに、
患者さんご自身に
モーターコントロールの必要性を感じて頂くこと
の大切さ学ばせて頂きました。
日々のリハビリにおいて、
患者さんのモーターコントロール改善に向けて、
武田先生から学んだことを取り入れていこうと思いました。
お忙しい中、遙々足を運んでくださった武田先生に感謝いたします。
理学療法士 松田陽子