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ビヨンド・ピラティス指導者養成コース2回目参加報告

カテゴリー: リハビリテーション

11月22・23日、当院で第2回目開催となる
Motor Control:ビヨンド・ピラティス指導者養成コース(Basic2)に参加しました。
前回と同様にコロナ感染対策を行いながらの受講となりました。

ピラティスと聞けばマット上でのエクササイズを
思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

ピラティスはマット上だけでなく、
器具を使用したエクササイズも多々あり、
今回は器具の取り扱い方法を学び、
マットと器具を使用したBasicなエクササイズを学びました。

当院リハビリセンター6階に設置してある器具は6種類。
この度の講習会にあわせて設置された新品の器具です。

器具はベッドより少し大きいサイズの物や椅子サイズの物などがあり、
スプリングによる負荷の調整、基底面が不安定になる設定など
様々な条件設定が可能です。
ピラティスは体幹強化、柔軟性の向上、
身体への気付きの向上による姿勢・動きの改善を図ることが目的であり
器具を使用することで、より質の高いMotor Controlの習得につながります。

臨床の場面で活用するには、
まずは自分が各エクササイズを習得しなければなりません。

講習後は毎回筋肉痛になっていますが、
エクササイズを通して体の使い方を学習し、
苦手な動きに気付き自分の体と向き合っている日々です。

各エクササイズの練習をする際には
ビヨンド・ピラティスの4コンセプトを意識して行います。

 <コンセプト>
1.呼吸とコアコントロール
2.スパイナルコントロール:軸の伸長と分節的な動き
3.上・下半身の機能的コントロール 
4.調和のとれた動き

難しい動きでは呼吸を止めがちになりますが、
呼吸を味方にしてコアコントロールに努めています。

講習会はまだまだ続きます。次回は来年1月開催です。
患者さんに還元できるように日々励んでいきたいと思います。
最後になりますが、今回の講習会開催にあたりご尽力を頂いた方々に感謝いたします。

リハビリテーション科 理学療法士 種村純子

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