リバース型人工肩関節置換術の勉強会

先日、医師・看護師・リハビリ合同で
リバース型人工肩関節置換術の勉強会・ワークショップを当院で行いました。

リバース型人工肩関節置換術は
２０１４年に日本に導入された手術で、
適応や推奨年齢が定められており、
厳しい基準を満たした医師にしか執刀できない術式という事でした。

今回のワークショップでは、
まず医師から肩関節の解剖説明と同時に、
肩関節の模型と手術で使用している器械を用いて、
デモンストレーション行い器械操作を学びました。　　

その後グループに分かれ、医師や業者の指導の下、
手術手順通りに器械操作を学びました。

肩関節模型で肩骨頭の切除や、
ドリリング・インプラントの設置をして
手術の難しさを体感することができました。

実際の手術では、
限られた視野で止血や組織を保護しながら器械操作を行っています。

より手術が安全に円滑に進行するよう、
正確な知識と技術を身につけた上で器械出しをスムーズにしたいと思いました。

今回の学びを、今後の手術看護師としてのスキルアップにつなげていきたいと思います。

　手術室　垰田 愛