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周術期管理チーム認定看護師

カテゴリー: 看護部

当院の手術室に入職し10年以上が経過しました。

手術室では、整形外科の知識はもちろんですが、
患者さんの麻酔中の安全管理を麻酔科医師とともに担当し、
看護師は【術前、術中、術後の看護】を行っております。

私は、6年前に周術期管理チーム認定看護師
という資格を取得しました。

周術期とは、術前診察、手術中の全身管理、
そして術後管理全てにあたります。

周術期管理チームは、
急性期医療に従事するスタッフ不足の中で、
医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、
メディカルソーシャルワーカーなど
他職種の人々がお互いの専門性を活かしながら
情報共有して、チームで患者さんを支援します。

私たちは、手術の前日に術前訪問へ行き、
アレルギーや既往歴、全身麻酔に必要な情報を
患者さんから聴取します。

手術室では、患者さんに関わる時間が限られているため、
できる限り当日の担当看護師が 術前の患者訪問をしています。

カルテ上では得ることのできない情報や、
手術室での患者さんの希望や不安点があれば、
麻酔科医師や手術担当医師に報告し情報共有します。

術前訪問に行くと患者さんから
「手術後の痛みについて心配」と言う声をよく耳にします。

私たちは、術後の痛みに対しての心配がなくなるよう、
安心して手術を受けてもらいたいと願っています。

そのためにも今後、周術期管理チームとして
疼痛管理に向けて学びを深めたいと考えております。

これからも患者さんに寄り添い、
丁寧で安全な看護を行えるよう日々頑張りたいと思います。


手術室 大畑 真梨子

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