医局
〜主な取り扱い疾患〜
半月板損傷
平均入院日数※
- 10日間
※リハビリ日数も含まれています。※入院日数には個人差があります。
3割負担額
- 16万円
※上記の金額はあくまでも目安です。治療の内容により、金額が変わる場合もございますので、ご了承ください。
術後入院期間 8日
半月板(はんげつばん)は大腿骨と脛骨の間にあり、関節軟骨の衝撃を吸収するクッションの役目、 膝関節を安定させ膝の動きをスムーズにする役目などがあります。
受傷原因
若年者ではスポーツ外傷によって発症することが多く、高齢者では半月板の変性などにより特に誘因無く発症します。 また、円盤状半月板といって先天的(生まれながらにして)な形態異常によって、誘因無く突発的に発症したり、わずかなけがでも発症することがあります。
症状
主な症状は、膝の痛みや腫れ、運動障害、歩行障害などですが、階段の昇降や膝の曲げ伸ばし運動、正座の痛み、 また歩行中急にガクッと膝の力が抜ける状態や膝がひっかかり曲げ伸ばしができなくなることもあります。
手術の内容
半月板の手術は、関節鏡を使い、「鏡視下部分切除」を行います。この手術の場合、関節鏡を入れる場所とパンチを入れる場所の2ヶ所にそれぞれ1cmほどの傷ですみます。
術後の経過
手術翌日に痛みがなければ歩行開始となります。
術後約3ヶ月は無理なく膝を使ってください。
スポーツ復帰については、半月板の断裂の状態などによって差があります。医師にご相談下さい。
※半月板が治癒できる範囲内で断裂している場合は「半月板縫合術」といって半月板を縫いとめる手術方法もあります。