医局
〜主な取り扱い疾患〜

変形性股関節症

平均入院日数※

  • 45日間

※リハビリ日数も含まれています。※入院日数には個人差があります。

3割負担額

  • 80万円

※上記の金額はあくまでも目安です。治療の内容により、金額が変わる場合もございますので、ご了承ください。

変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)、関節リウマチ、大腿骨骨頭壊死(だいたいこつこっとうえし)等で、 股関節の骨軟骨が高度に破壊された場合、股関節の疼痛のため可動域制限や歩行、日常生活動作が障害されます。

脊椎

手術適応

このような変形・破壊された股関節部を人工関節に交換することで、疼痛(とうつう)の除去、関節可動域が獲得され、 歩行障害や日常生活動作を改善することを目的としています。進行期、末期股関節症に起因した疼痛を取り除くには最も有効な治療法です。

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手術の内容

骨盤側(寛骨臼(かんこつきゅう))には半球凹状のカップを取り付け、大腿骨側にはロッド状のステムという金属を髄腔内(ずいくうない)に挿入し、 セラミック製の骨頭ボールを装着、カップ内のクロスリンクポリエチレン樹脂との間で関節面を形成します。
骨粗鬆症、リウマチなどもともと骨質に問題がある患者さんには骨セメントを使用して人工物を固定する場合があります。

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出血・輸血について

この手術は、手術中・手術後に合わせて約1000mlの出血が見込まれます。
このため輸血を必要としますが、当院では手術の2~3週間前から約600~800mlの自己血貯血(じこけつちょけつ) (自分の血液をあらかじめ採取し保存しておく)を行い、手術中に出血した血液の回収したものも返血することで、 同種血(他人からの血液)輸血を可能な限り回避するよう努めています。

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術後療法、リハビリなど

術後は平均3日で車椅子での移動、1週間後に歩行器による歩行訓練開始、2~3週間後には杖による歩行訓練して、 4週間後にはT字杖1本使って歩行ができての退院となります。
退院後2・3ヶ月間はリハビリ通院をしていただき、その後は半年から1年ごとの定期健診となります。
(人工関節を長期間にわたり上手に使っていただくためです。)

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合併症

1.深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)

手術中および術後の安静臥床時に下肢の静脈の中に血栓ができ、これが動き出すことにより肺や脳、心臓に流れ血管を詰まらせることがあります。(3000人に1人;約0.3%)
この予防のために血栓予防薬の投与や、弾性ストッキングの着用、術後早期からの加圧式ポンプを用いた足部マッサージを行います。

2.感染症

人工関節周囲に菌が入り、いわゆる化膿することがあります。(500人に1人;0.2%)
ひとたび感染が起こると再手術、人工関節の抜去が必要になることがあります。
感染予防のために抗生剤の点滴を行ったり、定期的な血液検査や診察を行っています。

3.脱臼

手術後に股関節を過度に屈曲、内転した場合に人工関節が脱臼することがあります(約2~3%)。
これを予防する為、術後には両脚の間に三角形の外転枕を置いたり、またトイレや入浴などの日常生活動作において股関節を過度に屈曲、内転しないよう指導してゆきます。

4.人工関節の弛み

人工関節の耐用年数は約15~20年とされています。主に人工関節と骨との間に弛みが生じ、再置換手術(人工物の入れかえ)が必要となります。
大事な人工関節をより長持ちさせるため、重労働や過度の運動は避けていただき、杖の使用や定期健診を続けることをお勧めします。

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