医局
〜主な取り扱い疾患〜
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)
平均入院日数※
- 5日間
※入院日数には個人差があります。
術後入院期間3日間
膀胱腫瘍が原因で血尿、疼痛、感染などを引き起こすことがあり、治療と診断(良性か悪性、深さ、悪性度など)を兼ねた外科的治療が必要になります。
手術の内容
手術は全身麻酔で行います。
尿道から内視鏡(膀胱鏡)を膀胱に挿入し電気メスを用い腫瘍を切除します。術後は1〜2日で尿道カテーテルを抜去し、排尿に問題がなければ退院可能です。
期待できる成績
腫瘍による血尿などの症状改善や、病理診断によって今後の追加治療の必要性などを判断することが可能です。
合併症
予防的に抗生剤点滴を使用しますが、術後の発熱(尿路感染)をきたすことがあります。その際は退院が延期となる可能性があります。 術後しばらく血尿を生じる事がありますが、輸血するほどの出血は生じません。 結石やレーザーの熱、手術操作などによる膀胱損傷の可能性があり、場合により、尿道カテーテルの抜去が延期することがごく稀にあります。