浜脇整形外科病院

HAMAWAKI PEOPLE

INTERVIEW MOVIE

作業療法士

藤村 祐介/作業療法士

Yusuke Fujimura

ここには「浜脇だからできる治療」があり、職員はそれに対応するスペシャリスト集団です。

多様な疾患に対する経験が積める場所

新卒で入職して10年以上経ちます。当時浜脇整形外科を選んだ理由は、多様な疾患をそれぞれの専門医が治療に当たり、多くの手術件数を誇ること、それに対応するためのリハビリテーションが充実していることです。急性期から慢性期まで幅広く、かつ専門的な治療を経験することは、自分のキャリアプランを形成する上で非常に重要なことでした。
整形外科単科病院へ入職する作業療法士は周りを見ても多くはなく、学生時代の同級生とも仕事の面では行っていることが全く違うことに戸惑うこともありましたが、今となってはそれもまた稀少な経験なのかと思います。当院は学会活動への支援も充実しており、現在では同じ分野で活躍する全国の療法士とつながることができています。

それぞれのライフワークバランスをチームで支えてくれる場所

私には小学生と保育園に通う子供がいます。職場環境としては、有休、育休の取得がしやすく、急な休暇に対しても職員間で協力しようという雰囲気があります。そんな中、私が大事にしていることは、仕事でも家庭でも、「今」自分にできることをしっかりとするということです。例えば、仕事であれば空いた時間があれば書類仕事を進める。家庭であれば一つでも家事を前に進める。子供の相手をする。どちらも、全くやることがないなんてありません。仕事であれば他職員と、家庭であれば妻と協力しながら、お互いにやるべきことを補いあって物事を前に進める、ということをいつも意識しています。忙しそうに聞こえるかもしれませんが、実際にはやるべきことがあるというのは日々を充実させる上では欠かせません。年齢を重ねれば仕事であれば業務内容が変わるかもしれませんし、家庭であれば子供もいずれ巣立ちます。今やるべきことがあることを良いことと捉えながら、日々を過ごすようにしています。

ただ患者さんをよくする場所ではなく、自分自身も成長できる場所

患者さんに充実したリハビリテーションを提供するには、「自分自身の知識・技術・経験」「患者さんとの信頼関係」「医師・看護師など他職種との連携」が重要だと思っています。これらは互いに作用し合うもので、自分の知識や技術が高まれば患者さんの信頼を得られやすくなり、他職種との連携もしやすくなります。患者さんや他職種のスタッフからも多くの事を教わります。
自分自身が成長すること、患者さんから信頼されること、他職種との関係を深めることは、三位一体となり、自分自身の「人間力」を高めることにつながっていると感じます。
患者さんの症状がよくなることは医療従事者としてやはり一番のモチベーションになります。しかし、仕事をする上では私一人でできることは殆どありません。患者さん、一緒に働く療法士、他職種の方々と相互に高め合い、結果的に自分自身も成長する。それを実感する機会が、当院には多くあると思っています。

1日のスケジュール

08:40

外来リハビリ

1日の中で十数人程度の患者さんに対応しています。対応する患者さんは、様々な症状に悩んでおられ、基本的には一人の患者さんを一人の療法士が担当します。全ての療法士は少なくとも最低限の治療は行えるよう教育システムが組まれており、新規で処方が出た際には誰でも一定の対応ができる、また担当の療法士が不在の場合でも、他の療法士が代行を行えるよう工夫しています。一方で、より深い知識と技術を擁する「専門領域」による治療も行い、ジェネラリストとスペシャリストの両立を進めています。これらに取り組むことにより、新しくリハビリを開始される方にはできるだけ早く治療を提供し、継続してリハビリを受けられる方にはより専門的な治療を提供しています。

17:40

終業