手術室看護師になって3年半が経ちました

当院に入職し、初めて手術室勤務となり約3年半が経ちました。

整形外科や手術室の経験も無く、最初は分からないことばかりでしたが、今では1人で出来るようになった症例も増えてきました。

その中でも今回は、THA(人工股関節置換術)の器械出しについて紹介します。

私は、手術器械の多いTHAに対して苦手意識も強く、最初は先輩看護師から指導されていました。

しかし今では、医師から要求される前に次にどのような器械が必要になるかを予測することが少しずつできるようになってきました。

手術の流れに沿って器械を整理する事や、手術前に医師の計測サイズを確認し、必要なサイズの器械を事前に準備して、スムーズに器械を渡すことを心掛けています。

また既存の手順書に、器械出しで気付いた細かいことを書き込み、自分なりの手順書にして復習しています。

症例によっては、いつもと違うメーカーの器械を取り扱うこともあるので、器械の使い方なども事前に確認しながら実践し、手順書を作るなどして皆で共有しています。

常に医師と連携し、スムーズな器械出し業務を行えるようこれからも日々頑張ります。

手術室 前門戸